イプシロン打ち上げ中止

数年ぶりに開発された、純国産ロケットイプシロン
HⅡシリーズは、液体燃料ロケットですが、
今回のイプシロンロケットは、固体燃料ロケットです。

そして、このイプシロンは、小型軽量で、
コストが安く、これからの国際宇宙開発のキモとして
期待されているロケットなんですね。

打ち上げが行われたのは、
鹿児島県肝付町

ゆっくりと、組み立てが行われた場所から
発射台へと移動したイプシロンロケット。

みんなでカウントダウン
５・４・２・１・０
しーーーんんん


んんんん！？
なんと、カウントがゼロになっても動かない！
発射されない
ピクリとも動かないという異常事態！？

はい。
打ち上げは中止されました。
打ち上げ19秒前に、ロケットの姿勢異常が感知されて、
自動的に発射シーケンスが中止されたそうです。
うーん。
残念でしたね。

ちなみに、現在すでに原因が特定されているそうで、
JAXAは、ロケットの姿勢制御のデータと
管制センターとのデータのやりとりで、
データのミスが発生したのではないかと言われているそうです。

実際には、ロケットの姿勢に異常はなく、
センターにも異常はない。
でも、異常である。
という情報が送られてしまっていたそうです。

送られた側のデータではなくて、
受けてのコンピュータで、
通常の数値であるのに、異常である。

と感知してしまったそうです。

まぁ、打ち上げは中止しましたが、
原因は特定されているので、
早ければ3日後に再打ち上げが行われるそうです。

それにしても、残念でしたね。